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トヨタの生産方式から考える営業現場のムダとは

投稿日:2014年08月10日  最終更新日: 2014年11月13日

はじめに

トヨタの生産方式から考える営業現場のムダとは
SFA/CRM導入目的の一つは業務効率化により生産性を高めることにあります。
近年ではさまざまなSFA/CRM製品が生まれており、年を追うごとにより便利で、かつ日本人のビジネス形態にあった製品・サービスが発売されています。しかし使う側の人間が生産性の向上を意識しなければ、いくら素晴らしいシステムであっても最大限活用することはできません。また製品があふれているからこそ、改めて使用する側の意識について考えなければ、システムを使いこなすどころかシステムに翻弄され、使いこなすことができずに導入失敗という結果につながってしまうこともあります。
もちろんシステムと御社の土壌が合っているかという問題もありますが、SFA/CRMサービスを導入する前に、改めて「ビジネス現場のムダ」について考えて見ることが、ひいては御社の土壌にあったSFA/CRMシステムを選ぶことにもつながります。

そこで今回は、今や世界企業の一つとなっている、トヨタ自動車が掲げる「トヨタ生産方式」から、ビジネス現場のムダを考えます。

トヨタ生産方式 7つのムダ

トヨタの生産方式から考える営業現場のムダとは
トヨタ生産方式とは、トヨタ自動車の工場における運用方式の一つであり、ここには今日のトヨタ自動車の強さを支える「トヨタのカイゼン力」の原点とも言える考え方が詰まっています。その基本理念の柱の一つに、7つのムダの削除というものがあります。ここで言うムダとは、生産性を高めない全ての事象や行動を指しています。

《7つのムダ》
1.つくりすぎのムダ
2.手待ちのムダ
3.運搬のムダ
4.加工そのもののムダ
5.在庫のムダ
6.動作のムダ
7.不良をつくるムダ

これは必要なときに必要な物を必要な分だけ生産・供給することが生産性を高めるという考え方に基づいて作られていますが、何も生産現場だけに言えることではありません。
例えば職種にかかわらず、多くのビジネスではルーチンワークというものが存在します。週に一度の会議だったり、週に一度の報告書の作成だったり、業務の種類はさまざまですが、何度も繰り返すたびにその本質が忘れられ、その行為を続けることだけに意味を見出してしまうこともあります。

週に一度の会議は本当に必要でしょうか?もしかすると隔週開催でも問題ないかもしれません。また報告書は書くことに意義を感じていませんか?「上司にいろいろ言われるから、とりあえず出しておけばいい」では、報告書の内容も疎かになってしまうため、報告書を書く手間そのものがムダになっていることもあります。

少し話が飛んでしまいますが、よく「日本の法律は現状に合っていない」なんて話を耳にしますが、まさにそれが皆さんの現場で起きているかもしれません。
ビジネスにおいては、何事も実施することに意味があるのではありません。実施した結果に意味があります。慣例化された会議や資料作成の内容は、現状にともなっていますか?そして実施した結果、売上や生産性の向上につながっていますか?こうした意味を考え、ムダだと思われることは改善したり、そのものを削除したりするという意識を持つことが、生産性を高めることに繋がるのです。

営業現場のムダとは

トヨタの生産方式から考える営業現場のムダとは
前述した会議以外にも、営業現場にはさまざまなムダが隠れていることがあります。
例えば営業日報。報連相や情報共有のために便利なツールではありますが、慣例化してしまうことで「とりあえず提出すればいい」という雰囲気が営業現場に流れていませんか?
営業日報は、各セールスの商談結果を知るだけでなく、その温度感を伝え、今後の営業方針を決める上での判断材料の一つにならなければ、わざわざ時間をかけて書く必要はありませんよね。

他にも営業現場にはさまざまなムダが存在することが多くあります。
SFA/CRMを導入する際は、こうしたムダが現場にどれくらい潜んでいるかを把握し、現状の仕組みやシステムでは改善できないものに対して、システムを使って改善を図るという考え方をしておいたほうが、よりシステム導入後の効率化、生産性の上場が図れるのではないでしょうか。

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